Japanese version only
JR東海313系インプレッション
JR東海313系インプレッション
Aug.5
名古屋出張の偶然
プロジェクトのページへ
感想を落書き帖に書く
普段は千葉とか東京の電車しか乗らないから、
出張では普段とは違う車両に乗れるのも楽しみの一つなんですが、
今日乗ったのは、JR東海の313系。これってすばらしー!
今年登場したばかりの新車。乗ったのは偶然だったんだけど、まじでいいっすよ、これ。
-
床材にわずかな凹凸があって滑りにくい!(車内への一歩めからして違う!)
-
シートも、当然、転換式クロスシート!(いつも前向き!)
-
シート生地は服にぴったり、滑らない!(背もたれも同じ!)
-
なんと枕カバーはひとり一枚、しかも布製!(関東ならグリーン車レベルか?!)
-
鉄フレームのひじ掛けはもう古い、これからはFRP!(しかもやわらかな曲線形状!)
-
転換フレームだって鋳物の曲線形状+シートにあわせた塗装!
(手や物がはさまれないように保護ブラシ付き!)
-
シート腰板の転換機構カバーは当然樹脂で一体物!(メラミン化粧板はダサい!)
-
荷棚の縁はシート柄にあわせた化粧板!(車内の一体感向上に貢献度大!)
-
荷棚の梁は梨地、砂地以上の凹凸!は量産品らしくない!(しかも黒ずみがないのがイイ!)
-
これはやられた窓間柱。水平断面がなんと富士山型!(窓ガラスと滑らかに接触するから、
角にゴミがたまったりしない!)
-
あとの課題は起動の瞬間だけ、流体クラッチ なみの加速の滑らかさ!
(しかも安定した粘着感と力強さも!)
...などなどいろいろ!、なによりも床からシート、
荷棚まで使って一体感のあるインテリアデザインにしようとしていること
(まだ若干こなれてないように見える部分はあるけど...)、
しかもその狙いが事務的、無機質(JR東日本のE217系はこの悪い典型)なものじゃなく
「乗って心なしかわくわくする」ことをめざしていると思えること、
ついでに言えば夏にあった爽やかなデザイン(ブルー基調)だったこと、
とかもあるだろうけど、とにかく、片側3扉の車両でありながら、
これだけの車両を作ったことにJR東海の意気込み?が感じられます。
雰囲気的には、東京の営団地下鉄がこういう感じかもしれません。
営団も路線ごとに特徴の有る車両を用意しているし、
地下鉄なのに(地下鉄だからこそ?)大きいし!
実際、313系はインテリアもイマイチなところもあるし(特にエアコン吹き出しを含む天井)、
台車のサスのチューニングもツメが足りない感じ(上下に大きなゆったりした揺れが残る、
左右はややブレる)はあるけれど、かなりヒットする電車じゃないでしょーか!
あ、技術的には、車両の種類を少なく
(モーター有り/なし、運転席有り/なし、の組み合わせとグリーン車?)かつ、
運用は自在にという2つの目的を両立できるようになってるのと、
やっぱりT型パンタグラフは軽快な感じがするな、という点が気に入りました。
これで個人的に興味を強くしたのが、同じく新型車のキハ75
(初登場は快速「みえ」、今は汎用に増備中、急行型も登場。)。
これは今回は乗れなかったけど、
-
インテリア、エクステリアが似ていると思えること(兄弟車?)
-
電車と協調運転できるだけの性能を持っていること
(発車シーンを一度見たけど、どーりで出足がいいわけだ!)
-
キハならではの重量バランスがあること(走りっぷりが楽しみ!)
...などなど、これも期待大です!
プロジェクトのページへ
感想を落書き帖に書く