| 入口
| ぷろじぇくと
種子島&屋久島ツア〜
… おまけ編 …

[ 4/7 ]


流


川崎重工業 ジェットフォイル(Boeing929)
種子島西之表港から屋久島安房港まで乗りました。 鹿児島商船の愛称トッピー。 朱色、黄色、水色の3隻がいます。 製造は川崎重工ですが、 これはボーイング社の929型をライセンス製造してるもの。 どうして飛行機のボーイング社が? 仕組みを考えれば簡単、ガスタービンエンジン、水中にある翼、ジェット推進。 これら全部、飛行機の要素でもありますから。

外観の次に特徴的なのはやっぱり音でしょう! なんといってもガスタービンエンジン。 桟橋を離れて港の出口に向かうまでは船足もゆっくりでエンジンも静かですが、 そこから加速するあたりからが見せ場。 加速前にエンジン音が一気に大きくかん高く、そして徐々に加速...。 ほとんどジェット機感覚! 離陸、ではなく離水して翼走に移ってもエンジンの振動は小さいし、 時速約80kmで走っても快適なのはさすがタービンエンジンという感じです。 乗ってて楽しいのはやっぱりスピード感! 80kmは車で高速道路を走っているようなもの。 海の上だし、島間をまっすぐに走るから景色の変化は小さいけど、 雲の動きや他の船の動きを見てるとスピードが分かります。 スピードや水中翼船らしさを一番を味わえるのは8の字旋回でしょう。 内側に傾く様子、波を受けた時のゆれ方、左右旋回を切り替える瞬間、 バイクで走っているときや飛行機のゆれ方に似てます。 ちなみに傾く時はかなりの角度まで行きますので立ってると危ないかも...。 ただ、この旋回は入港タイミングを調整するためなので、 味わえるかどうかはそのときの状況によりますけれど。

でもね、一階席からはほとんど海面が見えません。 景色を楽しむどころか、翼走してるのか通常航行なのかすらわかりません。 2階席でも窓際でないと同じなんじゃないかなあ。 むしろ2階は操縦室があるから前方展望ゼロ。 その点はちょっと不満かも。そうそう、船もちょっと古くなってきました。 きっと、内装も新しくしたいんだろうけど、採算も楽ではなさそうだし...。

[ 4/7 ]
← 前  ・・・・・・・・・・・  次 →
本編へ


| 入口
| ぷろじぇくと
| 感想を落書き帖に書く