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種子島&屋久島ツア〜
… おまけ編 …

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自前の写真がありませんので、リンクです。

「JAL AIRCRAFT COLLECTION」より
ボーイング737-400






ボーイング B737-400
鹿児島空港から羽田空港まで乗りました。 B737の中でもエンジンや操縦システムが新しくなった機種で、 新世代シリーズと呼ばれるそうです。日本航空の便で窓際の席でしたけど、 夜だから地上の様子はさっぱり見えないし(しかも前線通過直後なので雲も!)、 搭乗橋から乗ったので機体のデザインは見えないし、 愉しみなんてほとんどなかったのが残念です。

機内は定員約150人。新幹線ならだいたい1.5両分。 2列シートなので完全に電車がライバルに見えます。 行きに乗ったA320-600Rより内装も古めに感じられるし、 時間的にも夜だったし、帰り道だったし、全席指定だし、 電車で言えば特急電車を快速で使う通勤ライナーかな?! 電車には女性添乗員さんがいないとかドリンクのサービスもないとか、 まあ、違いはありますが(笑) ちなみに席はエンジンの真横。夜だから景色が期待できないとは言え、 エンジンばっかり見てるのもなあ...。

...と思ったのですが、結果的には意外と面白い。 滑走路に向かうまでアイドリングに近いエンジン音で走って、 向きを変えてから徐々にあがる回転音。この変化がよく聞こえるだけにびっくり、 だって、かなり質量のある物体が回転していることが分かる音なのに、 それに同期しているらしい振動が無い、つまり回転のバランスが見事にとれている。 これ、設計図を描くのはできても、作るのが大変なはず...。そして、 ゴオッという音と共にフルパワー! 炎は見えないけれど、加速度でそのパワーが分かります。 仕様ではエンジン一機で推力10.6t。 H-IIロケットの第二段エンジンと同じパワーが、今、そこで生まれている。そんなことを考えると、 航空機に必要な技術の高さや国産旅客機を絶やしたくないという技術者の思いもわかる気がします。

あと、着陸時のスラストリバーサ(逆噴射)もよく分かります。 着陸して、おもむろにエンジンナセル(カバー)がスライドして格子状の排気孔が見えたと思ったら、 強烈な減速。そのあと何ごとも無かったかのように、すい〜っとスライドが戻る。 これを飛行中にやられちゃたまらない、ということがよーく分かりました。

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